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永田 萌(ながた もえ)さん
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| 絵本作家・イラストレーター 加西市生まれ。成安女子短大卒。デザイン会社勤務を経て1976年から創作活動を始める。 1978年株式会社妖精村にチーフイラストレーターとして勤務。 ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。「ふみの日」の切手のイラストでもおなじみ。 |
| 思い出の小箱から 朝尾けい子 〜Fairy CLUBより〜 1997年7月25日発行 発行者/永田 萌 発行所/株式会社妖精村 |
| ご存知のとおり、萌さんと私は6歳違いの姉妹です。絵を描く事が何より好きな萌さん と、家事が一番の私。 全く違うライフスタイルの二人ですが、最大の共通点は"おかあさん"である事です。 初夏の頃になると、私は悠くんが生まれた時の事をよく思い出します。 お見合い話をいくつか断って、萌さんの結婚を両親もあきらめかけた頃、ハタオさんと ドラマチックに会ってゴールイン。赤ちゃんができたと聞いた時には、家族みんなが驚く と同時にともて心配しました。女性にとって出産は人生の一大事です。ましてや30歳を 過ぎて、仕事一筋の女性となると…。でもそこは流石萌さん。大きな仕事はきちんと片 付けて、早々と加西の実家へお引越し。母の得意の手料理で栄養をつけながら、文明 のカを使って残りの仕事もちゃんと続けて、早めに福崎の松岡産婦人科へ。普通は陣 痛が始まってから入院するものなのですが、松岡さんは母の同級生の息子さんというご 縁で、特別に早く入れて頂いたようです。ちなみにそちらは、入り口に萌さんデザインの 大きな天使の石彫があって、ロビーには才リジナルイラストと、萌さんづくしなので一見 の価値あり。お近くでご出産の方はぜひいらして下さい。さて入院後の萌さんはという と、安産のためのお散歩中に野の花を摘んでは窓辺に生けたりして看護婦さん達から 「やっぱり違うわね。」と感心されていたそうです。そして今から15年前の七タさまの 日、悠くんは無事生まれたのでした。その後も仕事を続けながらの育児はいくらやさし い旦那様が一緒でも、想像以上に大変だったと思います。 |